「実家が空き家になっているけど、どうしよう…」
そう思いながら、忙しさや距離の問題で「先送り」になっている方は多いです。
売るのも迷う、貸すのも不安、でも管理は大変。気持ちはすごく分かります。
ただ最近、自治体によっては放置された家に目を向け、課税を含む仕組みを検討する動きも出ています(内容は検討段階です)。
だからこそ今は、焦って決めるより「状況を見える化」して、家の傷みを止める一手を打つのが得策です。
いま自治体で検討されている「空き家への課税(いわゆる空き家税)」の話は、誤解されやすいテーマです。
狙いは単純に“税収を増やす”というより、放置されがちな空き家を市場(売る・貸す・活用)に動かすことにあります。
空き家は、持っているだけで悪者になるものではありません。
人口減少などの社会変化で家が余るのは、ある程度自然な流れでもあります。
問題になりやすいのは「誰も手を入れず、傷みが進む」ケースです。
報道ベースでは、自治体によって“何をもって対象にするか”“税額をどう計算するか”が違う可能性があります。
住民票だけでなく、生活の実態(出入りや使用状況など)を軸に判断する設計が検討される例があります。
このタイプは「住民票がある=安心」とは限らない一方で、「実際に使っているなら対象外になり得る」など、実態重視の考え方が特徴です。
もう一つは、「売却・賃貸に出しているなら課税しない」という“行動”を重視する設計です。
この考え方は、迷って止まっている所有者に対して「動くきっかけ」を与える、いわば“優しいプレッシャー”として機能する可能性があります。
寝屋川市の記事では、固定資産税に一定割合を上乗せする案(例:30〜50%)が報道ベースで触れられていました。
ただし、ここはまだ素案の段階で変わる可能性があります。
大切なのは、噂に振り回されるより自分の家の現状を把握しておくことです。
空き家管理の役割は、「今すぐ結論を出す」ことではなく、将来の選択肢を減らさないことです。
定期的な換気・通水で傷みを抑える
雨どい・外壁・窓まわりの早期発見
郵便物の整理、防犯面の見守り
庭木や雑草の繁茂を抑える
こうした地味な作業が、家の価値と安心を支えます。
空き家は、きちんと管理されて地域のニーズに合えば「負債」ではなく「使える資産(リソース)」になり得るんです。
固定資産税の納税通知書を出して、年額をメモする
家の「今の使い方」を整理(誰がいつ行く?仏壇・荷物・水道電気は?)
雨漏りの兆候チェック(天井シミ、押入れのカビ臭、窓まわり)
郵便受け・庭の様子(チラシの溜まり、雑草、植木の越境)
防犯面(鍵、窓、センサーライト、近隣から見て“無人感”が強いか)
写真を10枚撮るor 手元にないなら、近いうちの撮影予定日を決める
「売る・貸す・保有・活用」の希望順位を仮でいいので書き出す
管理を頼む場合の条件を3つ決める(頻度・報告方法・緊急時対応)
いまの状況に合わせて無理のない形から始めましょう。
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